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03月20日-06号

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  1. 茅野市議会 2019-03-20
    03月20日-06号


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    平成31年  3月 定例会        平成31年 茅野市議会3月定例会会議録(第6号)---------------------------------------平成31年3月20日(水曜日)---------------------------------------    議事日程 平成31年3月20日(水曜日)午後2時 開議日程第1 総務環境委員長報告委員長報告に対する質疑     議案第1号 平成30年度宮川第二保育園改修建築主体工事請負契約について     議案第2号 平成30年度中大塩保育園改修建築主体工事請負契約について     議案第5号 茅野市行財政審議会設置条例について     議案第7号 茅野市廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について     議案第9号 茅野市国民健康保険診療所の料金等に関する条例等の一部を改正する条例について     陳情3 「消費税増税中止を求める意見書」の採択を求める陳情書     陳情4 「核兵器禁止条約への日本政府の署名・調印と批准を求める意見書」の採択を求める陳情書     陳情5 「米軍基地負担に関する意見書」の採択を求める陳情書日程第2 総務環境委員長報告に対する討論・採決     議案第1号 平成30年度宮川第二保育園改修建築主体工事請負契約について     議案第2号 平成30年度中大塩保育園改修建築主体工事請負契約について     議案第5号 茅野市行財政審議会設置条例について     議案第7号 茅野市廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について     議案第9号 茅野市国民健康保険診療所の料金等に関する条例等の一部を改正する条例について     陳情3 「消費税増税中止を求める意見書」の採択を求める陳情書     陳情4 「核兵器禁止条約への日本政府の署名・調印と批准を求める意見書」の採択を求める陳情書     陳情5 「米軍基地負担に関する意見書」の採択を求める陳情書日程第3 福祉教育委員長報告委員長報告に対する質疑     議案第6号 茅野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第4 福祉教育委員長報告に対する討論・採決     議案第6号 茅野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第5 経済建設委員長報告委員長報告に対する質疑     議案第8号 茅野市水道事業布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例について     陳情2 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書     陳情6 奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情書日程第6 経済建設委員長報告に対する討論・採決     議案第8号 茅野市水道事業布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例について     陳情2 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書     陳情6 奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情書日程第7 予算決算委員長報告委員長報告に対する質疑     議案第10号 平成30年度茅野市一般会計補正予算(第8号)について     議案第11号 平成30年度茅野市水道事業会計補正予算(第2号)について     議案第12号 平成31年度茅野市一般会計予算について     議案第13号 平成31年度茅野市国民健康保険特別会計予算について     議案第14号 平成31年度茅野市後期高齢者医療特別会計予算について     議案第15号 平成31年度茅野市国民健康保険診療所特別会計予算について     議案第16号 平成31年度茅野市水道事業会計予算について     議案第17号 平成31年度茅野市下水道事業会計予算について     議案第18号 平成31年度茅野市米沢鋳物師屋財産特別会計予算について     議案第19号 平成31年度茅野市豊平下菅沢財産特別会計予算について     議案第20号 平成31年度茅野市泉野大日影財産特別会計予算について日程第8 予算決算委員長報告に対する討論・採決     議案第10号 平成30年度茅野市一般会計補正予算(第8号)について     議案第11号 平成30年度茅野市水道事業会計補正予算(第2号)について     議案第12号 平成31年度茅野市一般会計予算について     議案第13号 平成31年度茅野市国民健康保険特別会計予算について     議案第14号 平成31年度茅野市後期高齢者医療特別会計予算について     議案第15号 平成31年度茅野市国民健康保険診療所特別会計予算について     議案第16号 平成31年度茅野市水道事業会計予算について     議案第17号 平成31年度茅野市下水道事業会計予算について     議案第18号 平成31年度茅野市米沢鋳物師屋財産特別会計予算について     議案第19号 平成31年度茅野市豊平下菅沢財産特別会計予算について     議案第20号 平成31年度茅野市泉野大日影財産特別会計予算について日程第9 意見書案上程--質疑--討論--採決     議第1号 意見書案の提出について(最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める)日程第10 議会運営委員会所管事項審査について---------------------------------------   本日の会議に付した事件議事日程と同じ---------------------------------------◯出席議員(16名)  1番  松山孝志        3番  伊藤正陽  4番  小尾一郎        5番  長田近夫  6番  矢島正恒        7番  両角秀喜  8番  小松一平        9番  伊藤 勝 10番  小池賢保       11番  樋口敏之 13番  山岸正衛       14番  望月克治 15番  宮坂武男       16番  北沢千登勢 17番  伊藤玲子       18番  篠原啓郎---------------------------------------◯欠席議員(なし)---------------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名 市長       柳平千代一   副市長      樋口尚宏 教育長      山田利幸    総務部長     伊藤弘通 企画部長     加賀美 積   市民環境部長   小池 徹 健康福祉部長   竹内 武    産業経済部長   五味正忠 都市建設部長   篠原尚一    こども部長    牛山津人志 生涯学習部長   平出信次    消防署長     渋澤 務 企画財政課長   小平雅文    地域戦略課長   岩崎研二                  選挙・監査・公平 総務課長     土橋綾子             唐澤洋子                  事務局長 農業委員会          小平光昭 事務局長---------------------------------------◯事務局出席職員氏名 議会事務局長   北原邦利    議事係長     北澤 正 庶務係主事    柳澤祥子     午後2時 開議 ○議長(篠原啓郎) 皆さん、こんにちは。 現在の出席議員は16名であります。定足数を超えておりますので、直ちに本日の会議に入ります。--------------------------------------- △日程第1 総務環境委員長報告委員長報告に対する質疑 ○議長(篠原啓郎) 各常任委員会へ付託された議案、陳情について、各委員長の審査報告及び報告に対する質疑を行います。 日程第1、総務環境委員長審査報告及び報告に対する質疑を行います。 総務環境委員長。     (総務環境委員長 北沢千登勢 登壇) ◆総務環境委員長北沢千登勢) ただいまから総務環境委員長報告を行います。 3月定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案5件、陳情3件であります。 去る3月14日午前11時から、理事者、所管部課長出席のもと委員会を開催し、審査を行いました。 議長の指示に従い報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) それでは、議案第1号をお願いいたします。 ◆総務環境委員長北沢千登勢) 議案第1号、平成30年度宮川第二保育園改修建築主体工事請負契約については、入札の結果を受けて議決を行うものであります。 質疑では、宮川第二保育園を新築した場合、費用はどのくらいかかるのかとの質疑に対し、新築した場合、宮川第二保育園は2億5,843万円ほどかかる。大規模改修の場合は2億5,590万円ほどで、経費については大きな差はない。しかし、新築の場合、市の一般財源持ち出しが5,100万円、それに対し、大規模改修の場合は持ち出しが1,282万円ほどで済む。さらに新築の場合は、補助金も起債も交付税措置がないとの答弁でした。 また、外壁について宮川第二保育園と中大塩保育園とでは工法が違うが、その差を教えてほしいとの質疑に対し、床面積が700平米を超えると、建築基準法で要求される構造体が変わってくる。660平米の宮川第二保育園は一般の外壁の基準でできるが、中大塩保育園は1,200平米で準耐火建築物となり、屋内消火栓をつけなければいけないとの答弁でした。 くいの工法と本数、設計監理を行う会社はどこかとの質疑に対し、くいは鋼管ぐいの打ち込み工法で65本打つ、設計監理南諏設計建築共同企業体であるとの答弁でした。 防音壁については、業者側や保育園側とも協議しながら設置し、園児の生活環境を整備するとの答弁もありました。 討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 議案第1号について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 議案第1号の質疑を終結いたします。 次に、議案第2号をお願いいたします。 ◆総務環境委員長北沢千登勢) 議案第2号、平成30年度中大塩保育園改修建築主体工事請負契約については、入札の結果を受けて議決を行うものであります。 質疑では、昨年大規模改修した北山保育園小泉保育園との建築単価の違いに関する質疑に対し、宮川第二保育園の改修工事平米単価については27万6,000円、中大塩保育園は20万5,000円をそれぞれ見込んでいる。宮川第二保育園は、くい打ち工事やトイレの新築工事があるため平米単価が高くなっている。また、北山保育園平米単価が17万3,000円、小泉保育園は18万円で、これらに比べると中大塩保育園は単価が高い。要因としては、オリンピックの工事における人件費の高騰が考えられるとの答弁でした。 天井に張る石こうボードの安全性と設計監理委託業者に関する質疑に対し、天井の工法は一般的で、石こうボードはビス打ちどめをする。委託業者サン建築設計企業体が行うとの答弁でした。 中大塩保育園を新築した場合、費用はどのくらいかかるのかとの質疑に対し、新築した場合は3億7,714万3,000円ほどかかる。大規模改修の場合は3億3,426万円になる。一般財源持ち出しは、新築の場合7,500万円、それに対し大規模改修では1,676万円の持ち出しで済むとの答弁でした。 討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 議案第2号について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 議案第2号の質疑を終結いたします。 次に、議案第5号をお願いいたします。 ◆総務環境委員長北沢千登勢) 議案第5号、茅野市行財政審議会設置条例については、多様化する市民ニーズに的確に応え、質の高い行政サービスを提供し、持続可能なまちづくりを行うことを目的として策定した行財政にかかわる計画を推進するに当たり、重要事項を調査し、及び審議する茅野市行財政審議会を設置するためのものであります。 質疑では、新しく設置される審議会の狙い、目的、背景は何かとの質疑に対し、今回の審議会は、多様化する市民ニーズへの対応や質の高い行政サービスを進めるために、第5次総合計画の分野別計画である行政経営基本計画推進や進行管理の御意見を伺う組織にする。この組織は、これまでの行財政改革推進市民委員会とは位置づけを変えて、住民自治の取り組みやシティプロモーションの分野にも範囲を広げるとの答弁でした。 また、委員のメンバーは具体的にどのような人を考えているかとの質疑に対し、市民、民間の団体の代表とは、市民活動の代表者、商工会議所青年会議所の代表者で6名程度、知識経験者では理科大学の先生、会計事務所の経営者、資格をお持ちの経営分野の専門家、シティプロモーションの関係もあるので広告に詳しい関係者、外からの見ての視点として移住者、二地域居住者など6名程度、あとは公募の委員を含めて15名以内で考えているとの答弁でした。 討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 議案第5号について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 議案第5号の質疑を終結いたします。 次に、議案第7号をお願いいたします。 ◆総務環境委員長北沢千登勢) 議案第7号、茅野市廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例については、学校教育法の一部改正に伴う廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部改正に伴い、技術管理者の資格に係る規定を整備するためのものであります。 質疑では、専門職大学とは具体的にどのような大学をいうのかとの質疑に対し、特定の職業のプロフェッショナルになるための知識、倫理、実践的なスキルを身につける大学で、この4月に認可を受ける大学が2校ある。一つはファッション関係専門職大学、もう一つは、ペット関係の短期大学になるとの答弁でした。 討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 議案第7号について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 議案第7号の質疑を終結いたします。 次に、議案第9号をお願いいたします。 ◆総務環境委員長北沢千登勢) 議案第9号、茅野市国民健康保険診療所の料金等に関する条例等の一部を改正する条例については、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等により、10月1日から消費税及び地方消費税を合算した税率が10%になることに伴い、国民健康保険診療所の料金等を改正するためのものであります。 質疑では、なぜ3月に条例改正するのか、6月でもいいのではないか、もう少し行く末を見定めてからでもいいのではないかとの質疑に対し、周知期間を長くとるために今回提案させてもらったとの答弁でした。 討論では、反対討論として、5割、6割の国民がまだまだ消費税増税に納得していないという昨今の中で、もう少し待ってもよいのではないか。また、負担が大き過ぎるという理由で、この条例には反対。 賛成討論として、消費税法で10月から10%になることに伴う条例改正、それに基づいて予算編成もされている。公営企業は消費税法の制度の中でやっている。制度を尊重し、適切な改正をしていくことが筋であると考え、賛成との意見がありました。 採決の結果、起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 議案第9号について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(篠原啓郎) 議案第9号の質疑を終結いたします。 次に、陳情3をお願いいたします。 ◆総務環境委員長北沢千登勢) 陳情3は、「消費税増税中止を求める意見書」の採択を求める陳情書であります。 提出者は、諏訪地区労働組合連合会であります。 審査は、議員間討議で行いました。 陳情者から、消費税に反対ではなく、10月から上げることに反対する意見書だという説明を受けた。先延ばしならいいのか。陳情内容と説明が違うとの委員からの発言に対し、今はまだ景気回復の実感がないからだ。消費税の増税の中で多くの予算を投じて軽減対策をしている。この時期の増税は天下の愚策であり、増税しないことが最良の景気対策だとの発言がありました。 市民生活に直結するこの陳情を採択してもらいたいとの発言に対し、消費税を増税することで医療費や介護費の負担軽減や子育て支援策の充実など、我々は恩恵にあずかることになる。増税しなければ成り立たなくなることは前々からわかっていたことなので不採択といった発言や、市民の中で議論したり研究するのはいいことだ。しかし、茅野市議会の議長名で意見書を提出するのはなじまないとか、これから先の福祉社会の維持、福祉国家をつくるために増税中止という意見書を採択することはできないといった討議が交わされました。 採決の結果、起立少数により不採択とすべきものと決しましたことを御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 陳情3について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 陳情3の質疑を終結いたします。 次に、陳情4をお願いいたします。 ◆総務環境委員長北沢千登勢) 陳情4は、「核兵器禁止条約への日本政府の署名・調印と批准を求める意見書」の採択を求める陳情書です。 提出者は、諏訪地区労働組合連合会であります。 審査は、議員間討議で行いました。 2年前の平成29年3月議会に提出された、日本政府核兵器禁止条約の交渉会議に参加し、条約締結を求める意見書の提出に関する陳情に自分は賛成した。しかし、今般の近隣諸国の不安定な情勢を考えると、日米安全保障条約の核の傘の重要性を再認識せざるを得ない。今回は不採択としたいとの委員からの発言に対し、近隣諸国が2年前と比べ緊迫した状況なのか。アメリカと北朝鮮の指導者が会談をしている。歩み寄りがある。緊迫した状況ではないと思うとの発言がありました。これに対し、北朝鮮の核開発は二、三年前はまだ開発途中であった。今は再建してミサイル実験をやるような兆候も見受けられる。2年前とは雲泥の差であり、状況が全然違うといった議論が交わされました。 日米安保条約で、アメリカの核の傘に守られている状況の中で日本の立場は難しい。防衛という国の専権事項を一地方議会が議長名で意見書を出すのはいかがなものかとの発言に対し、被爆者の魂の叫びを真摯に酌み取り、採決してほしいといった発言。まずは、核兵器を持たないという国民の意思を地方から国に声を上げていく必要がある等の議論が交わされました。 採決の結果、起立少数により不採択とすべきものと決しましたことを御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 陳情4について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 宮坂武男議員。 ◆15番(宮坂武男) この陳情書でありますが、29年の3月本会議において採択をされているんです。それが同委員会で今回はなぜ不採択にしたのか。これはいろいろな問題があると思いますが、今、委員長が申し上げたとおり、日米安保条約という中で日本はアメリカの傘下に入っていると。そういった中で、今まで日本の安全保障がアメリカによって守られてきたという中で、私もこのときは反対をいたしましたが、地方議会茅野市議会として、こういったことを意見書を出すというのは、これは事務の権限外というふうに私は捉えるんですよ。 そういった中で、29年の3月議会のときには採択された、同委員会で今度は不採択と、そのことについてお話がなされたのかどうかお聞きしたい。 ○議長(篠原啓郎) 総務環境委員長。 ◆総務環境委員長北沢千登勢) 委員会の中ではあえてはしていないんですが、その前に開催しました委員会協議会の中では、29年3月議会の採決については話し合われました。そのときに採択され、意見書も出されたということを念頭に置いた上で委員会に臨みました。協議会の内容は、公式ではないので、ここで報告は控えさせていただきたいと思います。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 陳情4の質疑を終結いたします。 次に、陳情5をお願いいたします。 ◆総務環境委員長北沢千登勢) 陳情5は、「米軍基地負担に関する意見書」の採択を求める陳情です。 提出者は、諏訪地区労働組合連合会であります。 審査は、議員間討議で行いました。 委員からは、沖縄だけでなく、47都道府県知事が国に米軍基地負担に関する提言をした。長野県でもオスプレイが飛行している。治外法権で安心・安全が保たれていない状況にあるので、ぜひ採択してほしいといった発言がありました。今、アメリカでは在日米軍基地の経費負担問題が浮上している、その問題を刺激するようなことは避けたほうがいいので不採択。日米地位協定は、安全保障体制上、極めて重要なものでありますし、意見書の内容にも納得がいかず、軽々に地方議会で議論することではないので不採択といった意見がありました。意見書を出して、意思を明確にすることも大事だとの発言があり、それに対し、意思を明確にする材料が少ない。情報が限られている。そうした中で総合的な判断や審議ができる状態ではないということだとの発言がありました。 採決の結果、起立少数により不採択とすべきものと決しましたことを御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 陳情5について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 陳情5の質疑を終結いたします。 以上で総務環境委員長審査報告及び報告に対する質疑を終了します。 総務環境委員長、ありがとうございました。--------------------------------------- △日程第2 総務環境委員長報告に対する討論・採決 ○議長(篠原啓郎) 日程第2、総務環境委員長報告に対する討論及び採決を行います。 それでは、議案第1号、平成30年度宮川第二保育園改修建築主体工事請負契約についての討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、議案第1号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号、平成30年度中大塩保育園改修建築主体工事請負契約についての討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、議案第2号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号、茅野市行財政審議会設置条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、議案第5号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号、茅野市廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、議案第7号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号、茅野市国民健康保険診療所の料金等に関する条例等の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。 伊藤正陽議員。 ◆3番(伊藤正陽) 茅野市国民健康保険診療所の料金等に関する条例等の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をいたします。 この条例の中身は、リバーサイド診療所などの茅野市が経営にかかわる診療所の料金を10月から消費税10%に上げるという内容と、茅野市の上下水道の利用料を同じく消費税10%に上げるという内容であります。 消費税は、今上げると景気が悪くなることは明らかであり、市民生活にも大きな影響を及ぼすことも明らかであります。とりわけ生活に係る水道水に消費税をかけるということは、私は言語道断であるという立場から、しかもそれを政府の言うなりに10%にするということについては納得できません。さらに、10月はまだ先であり、今回提案すべきではない、そういう思いから反対であります。 以上であります。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございませんか。 松山孝志議員。 ◆1番(松山孝志) この条例の改正に対して、賛成の立場で討論いたします。 先の話だといいましても半年先ぐらいの程度でありまして、方向性としては現時点では改定をしていくということが決まっている中での準備作業でありますから、行政がやる立場としては、準備作業はなるたけ早く市民に知らせて、理解してもらうということが基本的な仕事の中身として必要ではないかと、先のことは先でまた議論できるということがありますから、現時点での改定に対しては率の改定でありますので、これに対しては賛成をいたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立をお願いいたします。     (賛成者 起立) ○議長(篠原啓郎) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、陳情3、「消費税増税中止を求める意見書」の採択を求める陳情書について討論に入ります。 討論はありませんか。 伊藤正陽議員。 ◆3番(伊藤正陽) 採択に賛成の立場で討論します。 今、茅野市民に10月の消費税10%への増税ストップの署名をお願いして歩きますと、ほとんどの人が署名に応じてくれます。その人たちは、生活が成り行かないとか、年金が減る中でぜひとめてほしいという声であります。こういう増税は買い控えが起き、景気が悪くなるという声も出されます。 一方、社会保障のためや国の借金返済のために増税は必要という声も、ごく一部にはあります。本当に善良な方で、政府の宣伝をそのまま受け入れている方だと私は思います。こういう方に、社会保障のために法人税の増税や、お金持ちの所得税増税でという考え方はどうだろうかというようにお尋ねしますと、そういう考えもありますねというように返ってくるわけであります。国の税金は、消費税だけではなくて、法人税や、それから所得税もあるわけであります。消費税だけ一方的に上げるということについては、納得ができないということであります。 この間、家計消費支出は下がっています。実質賃金も下がっています。この中での消費税増税は景気を悪くするのは必至であります。そういう意味で、10月の消費税増税はとめるべきであると私は考えます。 以上、反対の討論といたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。 小松一平議員。 ◆8番(小松一平) 委員長報告に賛成の立場で討論をさせていただきます。 消費税の増税は、決して歓迎するものでないことは私も同感でございます。ただ、国の1,000兆を超える借金があったり、また、増大する社会保障費、また、子育て支援などの費用に充てる財源としても消費税がうたわれているところでございます。 議員個人とか市民団体が関心を持って研究し、活動することは、これを否定するものではありませんけれども、茅野市議会としてこれを採択し、議長名をもって国に意見書を提出するということは、やっぱり地方議会の権限外であり、なじまないものではないかと思います。 よって、委員長報告のとおり、本陳情を不採択とすることの賛成討論といたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の委員長報告は不採択であります。 本陳情を、採択することに賛成の方は御起立願います。     (賛成者 起立) ○議長(篠原啓郎) ありがとうございました。 起立少数。 よって、陳情3を採択することは否決されました。 次に、陳情4、「核兵器禁止条約への日本政府の署名・調印と批准を求める意見書」の採択を求める陳情書について討論に入ります。 討論はありませんか。 伊藤 勝議員。 ◆9番(伊藤勝) 委員会では不採択ですが、採択をしてもらいたいということで討論をします。 私、委員会でも話しましたように、唯一の被爆国の日本がすることは何だろうと考えたとき、どう寝っ転がっても核兵器の禁止条約に反対する案ということはあり得ない。この小難しい外交のこととか、よその国の緊張感というような話よりも、ただ単純に表題に対して素直にどう思えるかと考えたときには、もう答えは一つ、世界に範を示せるのは唯一の被爆国の日本の役目。また、ここにお集まりの議員の皆様もヒバクシャ署名をされた方は大勢いると聞いております。また、茅野市は、昭和59年に非核平和都市宣言をしています。全文は読みません。少しだけ読ませていただきます。 茅野市は、平和憲法の精神にのっとり、非核三原則を将来ともに遵守し、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を全世界に広く訴え、核兵器の全面撤廃と軍縮推進を促し、もって世界の恒久平和を云々と、そういうことであります。もう多くは語りません。この陳情に賛成することが茅野市議会としての私は務めだと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。 樋口敏之議員。 ◆11番(樋口敏之) 陳情4、「核兵器禁止条約への日本政府の署名・調印と批准を求める意見書」の採択を求める陳情書について、委員会不採択に賛成の立場で討論をいたします。 核兵器禁止条約は、国連により2017年7月に採択をされ、核兵器の開発、保有、使用などを法的に禁止する国際条約で、50カ国の批准を得て発効いたします。2019年2月25日現在、70カ国が署名、批准した国は22カ国にとどまっていて、核保有国と日本、韓国、北大西洋条約機構加盟国など、核の傘により国の安全保障が守られている国は会議には参加をしていません。核兵器の非人道性を訴える国々と、核兵器を持つことにより戦争をしないという抑止論を持つ国々と溝が浮き彫りになっています。世界に核が存在することは事実であります。 NPTでは、2020年に行われる核拡散防止条約再検討に向け、準備委員会が開催されていますが、保有国と非保有国の対話の糸口は見えていない状況下で、日本政府は核保有国5カ国と非保有国が議論できるような議題を設定することの重要性を強調し、対話の糸口をお互いに見出すよう橋渡し役を担う努力を続けています。 しかし、国際社会はNPTにおいて、米国や旧ソ連など核保有国5カ国に限る枠組みをつくりましたが、近年、核を求める国は後を絶たず、北朝鮮、インド、パキスタン、イスラエルなど、保有国はふえ続けてきています。国同士の思惑、いさかい、駆け引きとして核保有という事実が使われ、不安定な情勢の中、日本は唯一の戦争被爆国として核廃絶を訴える立場であると同時に、核保有をしている近隣諸国の脅威に対しては、米国の核の傘、核の抑止力によって守られている現実があります。日本として、核の傘に安全保障を依存している以上、核兵器禁止条約日本政府が参加すべきとの本陳情については、委員会の不採択に賛成をいたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。 松山孝志議員。 ◆1番(松山孝志) 委員会では不採択ということでありましたが、私は、全然別の角度から採択すべきだというふうに考えておりましたので、賛成討論をさせていただきます。 私は、出だしの文句の核兵器禁止という、この部分では、私は余りそのことだけを捉えての賛同はしておりません。それは、戦争にこういうルールがあっていいのかということに対しては基本的な疑問があるからでありまして、戦争のルールづくりで核兵器は使わないという、そんなルールを幾つ設けても、私はその部分では賛同しかねると。 もともと戦争というものは非常に不条理ではないのかという意見を持っておりますから、そういう意味でいけば、私自身は、日本国憲法の9条を守るというだけの立場ではありませんが、9条にはこの人間の不条理、要するに、言ってみれば人間の本能に知性がどうやったら勝てるのかということをうたった部分、そのための第一歩としてはやはり戦争をしないということをつくっていくために、核兵器も使わないのだという第一歩から始めるべきだろうというふうに、そのスタートの言葉は私にはそぐわないのですが、いずれにしても一歩を歩み出さなければ人間に未来はないと、そういう立場で私はこの採択に賛成をいたします。 以上です。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。 小尾一郎議員。 ◆4番(小尾一郎) 前回、同陳情を不採択ということで意見を述べさせてもらった者でございまして、その関係で本陳情を不採択という委員長報告に対して賛成ということで討論させていただきます。 まず、述べておきたいのは、核兵器禁止条約というものは、日本も共同提案し、採択されました核兵器廃絶条約とは意味が異なるということでございます。まず、それを理解してもらう必要があるということです。核兵器廃絶条約は理念の問題でありまして、核兵器禁止条約は、現実世界の極めて高度な安全保障問題、国際政治問題であるということです。 注視すべきは、本条約は2016年の国連総会において核保有国を含む38カ国の反対、122カ国の賛成多数で採択されました。50カ国の批准で発効するというものですけれども、2019年2月現在で70カ国が調印しましたが、批准をしたのは22カ国にとどまっております。このことは核兵器使用が選択肢として現に存在し、その意義を否定し得ない国政情勢にあると認識されているということを示唆しています。 この条約を締結、批准するということは、核兵器の非合法化、すなわち核兵器の開発、製造、使用の禁止、すなわち核兵器を国際法上、非合法のものと位置づけることであり、日本はアメリカによる核の傘を捨てなければならないことになります。 日本を照準とする核ミサイルを配備している国が、現実に存在しています。また、これらの国からの核の脅威に対して、アメリカによる核の傘により、その使用が抑止されていることも厳然たる事実です。本条約の締結、批准後の日本をどのようにその安全を守っていくか、そういう明確な方針と体制が確立されていない中で、この条約を締結、批准することは、国の安全保障を放棄するに等しいと言わざるを得ません。 安全保障政策は、理念からではなく、現実の国際関係から判断されるべきものであり、安全保障は国の専権事項であります。唯一の被爆国であること、核兵器使用禁止が住民の公益にかなう、そういう点を最大限勘案しても、現段階では本条約に賛成することはできないことであり、賛成してはならないと考えます。 安全保障政策は、国の存続の根本にかかわる事柄であり、やってみなければわからないというような試行錯誤の対象としてはならない事柄です。愛国者のふりをして亡国へ導くようなまねはしてはいけません。 以上です。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の委員長報告は不採択であります。 本陳情を、採択することに賛成の方は御起立願います。     (賛成者 起立) ○議長(篠原啓郎) ありがとうございました。 起立少数。 よって、陳情4を採択とすることは否決されました。 次に、陳情5、「米軍基地負担に関する意見書」の採択を求める陳情書について討論に入ります。 討論はありませんか。 望月克治議員。 ◆14番(望月克治) 私、昨年、沖縄に現状を見に行ってきました。伊江島にも行ってきましたけれども、沖縄のあの現状、ひどいですよね。それは皆さんも報道などで、住民が殺されたり、小学校に米軍機の部品が落ちてきたりということで重々御承知のことだと思います。そういう現状があるので、県民投票を行い、過半数の多くの方が沖縄の辺野古を埋め立てないでくれという結果に結びついていると思います。 沖縄には、米軍専用基地の75%が集中しているとよく言われます。過重負担だということです。ただ、米軍専用基地でなく自衛隊の基地は日本中に散らばっているというのかな、ありますけれども、この自衛隊の基地も米軍が使いたいと言えば自由に使えるように約束はもうなされています。ということは、日本中が米軍と化すことがあり得るということですよね。そう考えると、今の沖縄の現状がいつ日本中の私たちのもとに、同じ状況が来るかわからないということが言えると思います。そうしたときに、住民投票までして嫌だと言っても聞き入れてもらえない、これが本当に地方自治を認めている国なのかというふうに私は思ってしまいます。 以上のことから、過重負担である沖縄の負担を軽減するという本陳情は、採択すべきであると思います。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。 樋口敏之議員。 ◆11番(樋口敏之) 陳情5、「米軍基地負担に関する意見書」の採択を求める陳情書について、委員長報告に賛成の討論をいたします。 先般の米朝首脳会談が物別れに終わったことで、北朝鮮は、核廃棄どころか、さらに挑発的傾向に向かう準備をしているとの報道がなされています。日本周辺で起こる領土問題など、周辺諸国の自国優先の考え方がますます強くなる中、日本は日米安全保障条約のもと、米国に守られていると言っても過言ではありません。 本陳情書には、日米地位協定の抜本的な見直しとありますが、日米地位協定は日米安全保障条約の目的達成のために、我が国に駐留する米軍との円滑な行動を確保するため、米軍による我が国における施設、区域の使用と我が国における米軍の地位について規定したものであり、日米安全保障体制にとって極めて重要なものであると考えます。日本の安全の根幹を揺るがす問題で、国のあり方や外交にもかかわってくる重要な問題であると考え、本陳情は委員長報告に賛成といたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の委員長報告は不採択であります。 本陳情を、採択とすることに賛成の方は御起立願います。     (賛成者 起立) ○議長(篠原啓郎) ありがとうございました。 起立少数。 よって、陳情5を採択とすることは否決されました。--------------------------------------- △日程第3 福祉教育委員長報告委員長報告に対する質疑 ○議長(篠原啓郎) 日程第3、福祉教育委員長の審査報告及び報告に対する質疑を行います。 福祉教育委員長。     (福祉教育委員長 両角秀喜 登壇) ◆福祉教育委員長(両角秀喜) それでは、ただいまから福祉教育委員長報告をいたします。 3月定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案1件です。 去る3月15日午後4時から、理事者、所管部課長に出席いただき委員会を開催し、審査いたしました。 議長の指示に従い報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) それでは、議案第6号をお願いいたします。 ◆福祉教育委員長(両角秀喜) 議案第6号は、茅野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、学校教育法及び放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員の資格にかかわる規定を整備するためのものです。 委員からは、支援員の資格について、教育職員免許法が追加されることによって現在より資格を得るのが難しくなったのか、易しくなったのかどうかとの質問が出され、市側からは、今回の改正は支援員資格所有者を明確にするための改正という位置づけであり、実質的な内容に変わりはない。教育免許制度の中で免許の10年更新制が導入されておりますが、現在の条例記載には教員の免許更新を受けているかが明確ではなく、また、放課後児童支援員の基礎資格として教員免許状を取得した者であれば、更新していなくてもその資格を有する者として取り扱っているため、運営上は従来と変わらないとの回答でした。 また、現在支援員はどのくらいいるのかとの質問に対し、市側からは、学童クラブに従事している者44名のうち、有資格者である支援員は25名いるとの回答がありました。有資格者の支援員と補助員との給与等の差はあるのかとの質問に対して、給与等の差はないとの回答がありました。 討論はありませんでした。 当委員会といたしまして、慎重審査の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 議案第6号について委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 議案第6号の質疑を終結いたします。 以上で福祉教育委員長の審査報告及び報告に対する質疑を終了します。 福祉教育委員長、ありがとうございました。--------------------------------------- △日程第4 福祉教育委員長報告に対する討論・採決 ○議長(篠原啓郎) 日程第4、福祉教育委員長報告に対する討論及び採決を行います。 それでは、議案第6号、茅野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、議案第6号は、原案のとおり可決されました。 以上で福祉教育委員会付託の案件は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第5 経済建設委員長報告委員長報告に対する質疑 ○議長(篠原啓郎) 日程第5、経済建設委員長の審査報告及び報告に対する質疑を行います。 経済建設委員長。     (経済建設委員長 長田近夫 登壇) ◆経済建設委員長(長田近夫) それでは、ただいまから経済建設委員長報告をいたします。 3月定例会におきまして当委員会に付託された案件は、議案1件、陳情2件です。 去る3月15日午後3時から、理事者、所管部課長に御出席いただき委員会を開催し、審査いたしました。 議長の指示に従い順次報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) それでは、議案第8号をお願いいたします。 ◆経済建設委員長(長田近夫) 議案第8号は、茅野市水道事業布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、学校教育法の一部改正に伴う水道法施行令及び水道法施行規則の一部改正に伴い、布設工事監督者及び水道技術管理者の資格にかかわる規定を整備するものです。 委員会では、専門職短期大学についての扱いはどのようになるのかとの質疑があり、専門職短期大学も該当になりますとの回答がありました。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 議案第8号について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 議案第8号の質疑を終結いたします。 次に、陳情2をお願いいたします。 ◆経済建設委員長(長田近夫) 陳情2は、「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書です。 提出者は、諏訪地区労働組合連合会議長、猿橋広子氏です。 この陳情は、非正規労働者が全労働者の4割に達し、労働者の4人に1人が年収200万円以下のワーキングプアとなっている。このような中、自立も出産もできない人がふえ、また、親の貧困が子どもたちの成長や発達を阻害する貧困の連鎖が社会問題化している。また、最低賃金の地域間格差により地方から労働力が流出し、地方経済を疲弊させる原因となっている。国民が健康で文化的な最低限の生活を営むため、また、地方の経済を再生させるためには、最低賃金の大幅な引き上げと格差是正が必要であり、そのためには国による中小企業への助成や融資など支援が必要であることから、最低賃金の地域格差をなくして大幅に引き上げること。また、中小企業支援策の拡充を求め、国へ意見書を提出してほしい旨の陳情です。 本委員会といたしましては、国、政府でも進めているということなので、後押しする面で採択。去年とは情勢が変わってきて、国のほうも真剣に取り組んでいる。全体を見て今回は採択などの意見が出されました。 当委員会では、慎重審査の結果、陳情2は全会一致で採択すべきものと決しましたので、御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 陳情2について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 陳情2の質疑を終結いたします。 次に、陳情6をお願いいたします。 ◆経済建設委員長(長田近夫) 陳情6は、奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情書です。 提出者は、一般財団法人日本熊森協会会長、室谷悠子氏です。 この陳情は、人工林を森林環境譲与税(仮称)を使い、一定面積を皆伐し、天然林に戻していくべき旨の陳情です。 本委員会といたしましては、皆伐して天然林化するというのは現実味がないので採択は見送りたい。森林環境譲与税の使い方は、個人の山を対象とした税なので、個人の意向も考えていない。また、防災の関係からも危険な要素があり、賛成できないなどの意見が出されました。 当委員会では、慎重審査の結果、陳情6は全会一致で不採択すべきものと決しましたので、御報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 陳情6について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 陳情6の質疑を終結いたします。 以上で経済建設委員長の審査報告及び報告に対する質疑を終了します。 経済建設委員長、ありがとうございました。--------------------------------------- △日程第6 経済建設委員長報告に対する討論・採決 ○議長(篠原啓郎) 日程第6、経済建設委員長報告に対する討論及び採決を行います。 それでは、議案第8号、茅野市水道事業布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、議案第8号は、原案のとおり可決されました。 次に、陳情2、「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書について討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の委員長報告は採択であります。 本陳情を、委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、陳情2は、委員長報告のとおり採択とすることに決しました。 次に、陳情6、奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情書について討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の委員長報告は不採択であります。 本陳情を、委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、陳情6は、委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。 以上で経済建設委員会付託の案件は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第7 予算決算委員長報告委員長報告に対する質疑 ○議長(篠原啓郎) 日程第7、予算決算委員長の審査報告を行います。 予算決算委員長。     (予算決算委員長 宮坂武男 登壇) ◆予算決算委員長(宮坂武男) 本定例会において予算決算委員会に付託されました案件は、補正予算2件及び平成31年度各会計予算9件でございます。 本委員会は、会期日程に従い委員会を開催し、去る3月8日に補正予算の審査を、3月12日、13日の2日間で各会計当初予算の審査を、理事者、所管部課長、関係職員の出席をいただき行いました。 慎重に審査いたしましたので、議長の指示に従い順次報告いたします。 ○議長(篠原啓郎) 先例・申し合わせにより、予算決算委員会において全員で審査を行っておりますので、質疑は省略いたします。 それでは、議案第10号をお願いいたします。 ◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第10号は、平成30年度茅野市一般会計補正予算(第8号)についてです。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ331万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ263億1,047万9,000円とするものであります。 また、繰越明許費は15事業、会計12億4,378万6,000円、地方債の補正は追加で2事業、変更で1事業であります。 主な歳出は、人件費で、退職予定者がふえたことにより退職手当5,776万2,000円の増、財政事務費で、財政調整基金への積立金2億円の増、ふるさと茅野市応援寄附金事業費で、応援寄附金が減少見込みのため、返礼品に要する経費も減少するため4,000万円の減、障害福祉サービス給付費で、利用者及び利用日数が増加したため1,548万7,000円の増であります。 児童手当給付事業費で、児童手当給付対象者が少なかったことによる児童手当給付金8,200万円の減、観光施設整備事業費で、平成31年蓼科湖畔への公衆トイレ設置のための県の補助金の内定を受けたことにより、前倒し整備するため6,980万3,000円の増であります。 舗装修繕事業費で、国の交付金が減少となったことから事業規模を縮小したことに伴い4,760万円の減、幹線道路整備事業費2級8号線で国の交付金が減額となったことから、事業規模を縮小したことに伴い7,600万円の減、橋梁修繕事業費で橋梁詳細点検、詳細修繕設計が少額で発注できたことによる5,871万7,000円の減。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 ○議長(篠原啓郎) 次に、議案第11号をお願いいたします。 ◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第11号は、平成30年度茅野市水道事業会計補正予算(第2号)です。 収益的収入及び支出予定額をそれぞれ1,000万円増額し、水道事業収益を13億8,660万1,000円に、営業外収益を1億6,146万5,000円に、水道事業費を11億3,772万8,000円に、営業費用を11億13万3,000円とするものです。 内容は、国の補助金を活用し、市内の民営上水道事業者の現状把握調査を実施し、水道の基盤強化をするためのものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 ○議長(篠原啓郎) 次に、議案第12号をお願いいたします。 ◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第12号は、平成31年度茅野市一般会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ254億2,000万円と定めるものです。このほかに債務負担行為として1事業、期間及び限度額等を定め、地方債として保育所改修事業ほか22事業、計23事業の限定額等を定めるものであります。さらに、一時借入金の借り入れ最高額、歳出予算の流用について定めるものであります。 当委員会では、款別、項別に区分し、細部にわたり慎重審査をいたしました。賛成、反対の討論があり、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 ○議長(篠原啓郎) 次に、議案第13号をお願いいたします。 ◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第13号は、平成31年度茅野市国民健康保険特別会計予算についてです。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ55億8,276万9,000円と定めるものです。 このほか一時借入金の借り入れ最高額、歳出予算の流用について定めるものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査をいたしました。賛成、反対の討論があり、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 ○議長(篠原啓郎) 次に、議案第14号をお願いいたします。 ◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第14号は、平成31年度茅野市後期高齢者医療特別会計予算についてです。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億4,298万円と定めるものです。 当委員会といたしましては、慎重審査をいたしました。賛成、反対の討論があり、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 ○議長(篠原啓郎) 次に、議案第15号をお願いいたします。 ◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第15号は、平成31年度茅野市国民健康保険診療所特別会計予算についてです。 収益的支出、資本的支出の総額を2億5,656万7,000円と定めるものであります。 このほかに一時借入金の限度額、流用などを定めるものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査をいたしました。賛成、反対の討論があり、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 ○議長(篠原啓郎) 次に、議案第16号をお願いいたします。
    ◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第16号は、平成31年度茅野市水道事業会計予算についてです。 収益的支出、資本的支出の総額を20億2,178万3,000円と定めるものです。 このほか企業債、一時借入金の限度額、流用などを定めるものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査をいたしました。賛成、反対の討論があり、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 ○議長(篠原啓郎) 次に、議案第17号をお願いいたします。 ◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第17号は、平成31年度茅野市下水道事業会計予算についてです。 収益的支出、資本的支出の総額を39億5,785万1,000円と定めるものであります。 このほか債務負担行為、企業債、一時借入金の限度額、流用などを定めるものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査をいたしました。賛成、反対の討論があり、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 ○議長(篠原啓郎) 次に、議案第18号から議案第20号までの3議案を一括して報告願います。 ◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第18号、平成31年度茅野市米沢鋳物師屋財産特別会計予算についてから議案第20号、平成31年度茅野市泉野大日影財産特別会計予算についてまでの3議案は、各財産区の予算であります。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 ○議長(篠原啓郎) 以上で予算決算委員長の審査報告を終了いたします。 予算決算委員長、ありがとうございました。--------------------------------------- △日程第8 予算決算委員長報告に対する討論・採決 ○議長(篠原啓郎) 日程第8、予算決算委員長報告に対する討論及び採決を行います。 それでは、議案第10号、平成30年度茅野市一般会計補正予算(第8号)についての討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号、平成30年度茅野市水道事業会計補正予算(第2号)についての討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、議案第11号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号、平成31年度茅野市一般会計予算についての討論に入ります。 討論はありませんか。 伊藤正陽議員。 ◆3番(伊藤正陽) 2019年度茅野市一般会計予算案に反対の立場で討論します。 私たちは、国民健康保険の保険料が協会けんぽに比べ2倍も高く、せめて子どもの保険料の均等割部分の全部または一部でも軽減してほしいと求めてきましたが、市はこれは県の仕組みだからと市の一般会計からの繰り入れを否とし、2019年度会計予算にも残念ながら盛り込まれていません。誰の目から見ても、国保会計は破綻の色合いが濃く、全国知事会や市町村長会なども含め、国の制度の変更を求める声が日増しに大きくなっています。 私たちは、国保会計からの大幅な支出を求めると同時に、できない状況下では市として一般会計からの繰り入れをするなど、対応をすべく取り組むべきだと考えております。 反対理由の2番目として、2019年度予算の目玉の一つに事務事業の棚卸し予算を計上してあります。予算額は67万円と予算規模からすれば決して多いわけではございませんが、事務事業の必要性、有効性、効率性の検証、それに基づく業務の統合、民間委託などを行うというようになっている事業であります。 市は、これまで全ての事務事業を膨大な時間をかけて事務事業評価を実施し、見直す仕組みをつくっているわけであります。にもかかわらず、棚卸しと称して見直しを外部に委託することは、自分の組織運営の改善が自分たちではできないと悟ったと言わざるを得ません。市政運営の基本中の基本は、市民の声を聞き、その声が実現するための施策を事務事業化する、そのための組織をつくることでありますが、見直しを外部に委ねれば、この基本ができていないということになります。 ことしも、研修予算は昨年と同額であります。学ぶなら、全国1,700余ある自治体に出向き、そこから手法をみずから学び、取り入れることであります。ここが重要であります。 今回の予算案は、消費税率10%を想定して計上されています。私たち日本共産党は、税率10%になったとき、国民生活への打撃ははかり知れないものがあり、日本経済は大きく落ち込むことが考えられます。10月からの消費税10%への増税には反対するという立場で、この一般会計の反対討論といたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。 矢島正恒議員。 ◆6番(矢島正恒) 平成31年度茅野市一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 平成31年度の一般会計の予算は、254億2,000万円でございます。平成30年度予算は、第5次茅野市総合計画に掲げる政策をもとにした各種取り組みが、安定した財政のもとに将来に向け持続可能な自治体として存続するため、また、新しい市政に引き継いでいく極めて重要な予算でございます。 あわせまして、本市の第5次総合計画を本格的に展開するために、平成31年度当初予算には、これからのまちづくりのビジョンを力強く推進する各種事務事業の予算が随所に位置づけられた予算となっております。ただし、それらの取り組みや事業につきまして完璧に予算づけがされているとは限りませんが、平成31年度の本市の一般会計予算は、これからの茅野市のまちづくりを力強く推し進める全体最適な予算となっているところでございます。 したがいまして、市民にとりまして活力と希望に満ちた、夢のある元気なまちづくりを目指す住民に寄り添った予算となるように御期待しまして、平成31年度茅野市一般会計予算に賛成といたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立願います。     (賛成者 起立) ○議長(篠原啓郎) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号、平成31年度茅野市国民健康保険特別会計予算についての討論に入ります。 討論はありませんか。 伊藤 勝議員。 ◆9番(伊藤勝) 平成31年度茅野市国民健康保険特別会計予算に対して、反対の討論をします。 予算決算委員会では、国保世帯の実情から私はお話ししました。でも今回は、若干視点を変えて反対討論をしたいと思います。 私は、議員の役目として、当然行政のそういうチェックや政策の提案とか実現というようなこともあるとは思いますが、住民の多くの願いというのは、住民の声を届けるというところにあります。私たちは、ここ1月、2月にかけて住民アンケートをとりました。今現在、二百三十幾つの返信がありました。その中でも議員の役目は何だねと、そういうことでは、やっぱり住民の声を届けるということが第一だよと、そういうふうな返答がありました。 さて、そのアンケートの中身でありますが、生活でのお困り事は何ですかと、そういう設問に対して、一番の困り事は国保税だ、介護保険料が高い、そういうことでありました。以下、年金の問題、あるいは税金の問題、あるいは交通の問題、医療費、買い物が困る等々続きました。住民の声を届ける議員として、道路を直してくれ、あるいは水路を直してくれというのも大事でしょう。しかし、茅野市の住民の多くの不満は、一番は国保なんです。国保を何とかしてくれということなんです。 行政も、さきの質疑で、この国保会計のことを異常な状況と答えています。誰かが声を上げなければならないと私は考えています。住民の声を届ける代弁者としての議員が、一般会計からの繰り入れなどの施策を求めることは、私は当然だと思います。 よって、法定外の繰り入れがないこと、この予算にそれがないことに対して、この予算案に反対とします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。 小尾一郎議員。 ◆4番(小尾一郎) 本予算に賛成の立場で討論をさせていただきます。 市単独の予算といいましても、国・県の制度から離れて全く独自の方針のもとに予算編成をするということは、できることではありません。ただいま反対討論で述べられました中には、うなずける部分も確かにございます。しかし、誰にもすべからく満足してもらえるための資金量には限りがございます。一方、他の会計も含め、調達できる全資金量には限りがあります。その限りある資金をどのように配分していくかということが、予算の適否をはかる上では重要となってまいります。 住民の意見を取り入れ、それを反映させること、それは市の行政の役目でもあり、議員の役目でもあります。しかし、自身の要望や住民の要望が通らないからだめだということではなくて、限られた資金の中でもろもろの社会状況、市の状況を加味し、そこにさらに住民の要望、議員の考え等を加味し、資金の最善の配分がなされているかどうかということで予算案は審議されるべきものと思っております。 そのような中で、平成31年度国民健康保険特別会計予算は、申し分のない予算とは言えないまでも、制約のある中で最善を尽くした予算であると認識され、妥当であると判断します。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立願います。     (賛成者 起立) ○議長(篠原啓郎) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号、平成31年度茅野市後期高齢者医療特別会計予算についての討論に入ります。 討論はありませんか。 望月克治議員。 ◆14番(望月克治) 議案第14号、茅野市後期高齢者医療特別会計予算に対して反対の討論をします。 日本経済は、後退局面に入ったとの報道が多く聞かれるようになりました。さまざまな経済指標がそのことを示しています。まちを歩くと、景気はよくないとの声が多数です。そうした中、消費税の増税はやめてほしいとの声は強くなっています。 政府も、現在参議院の審査に入っている2020年度予算が成立した後に、増税の最終判断をするとも伝えられています。消費税増税は予定であり、確定ではないと考えます。過去にも2回、消費税増税が延期された実績があります。そうした中、今予算には光熱費などの支出を10月以降は消費税を10%として計上されています。増税の予定は10月なので、国会が閉会して増税が確定してからの対応でも間に合うものです。現に、一般会計予算には増税後の対策が未確定なので、市民からいただく利用料なども増税を見込まない通常予算として計上しているものもあります。 また、補正予算の審査のとき、予算当時は計画が確定しておらず予算計上できなかった、ここで確定したので補正として認めてもらいたいとの説明もよくあることです。市の財政も厳しく、柔軟性は失われ、前年度実績による予算化が目立ちます。 今朝の新聞には、がん死亡率が最少から2位に後退したと伝えられ、がん検診の受診率の向上が呼びかけられていますが、予算審査の中で、がん検診予算が減額となっている理由は前年実績からとのことでしたが、現状、今年度は受診率が伸びており、不足が見込まれるとの話でした。 確定していない増税に向けられる予算を、市民の生活を支えるための予算に振り向けることを求めて、反対いたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。 小尾一郎議員。 ◆4番(小尾一郎) 本予算案に賛成という立場で討論をいたします。 予算は、今後1年の運営をあらわすものでありまして、今後1年の間に確実視される、あるいは予定、予測されている政治、経済、社会、それらの情勢の変化等も当然加味されたものとなっていなければならず、この点は予算の適否の判断材料となると考えます。現段階では、10月に消費税の増税はほぼ確定の路線となっており、その方向へ社会は現実に動いていると認識されます。そして、これは否定しようのない事実でございます。 ですから、現段階で予算編成を行う際に増税を加味することは当然であり、消費税増税を加味したことを反対とする理由には合理性が見出せません。また、消費税増税分だけでも消費税以外の分野に転用することは、納税の義務を無視せよということにつながります。 本予算を考察しましたが、妥当性を欠くところは見出せず、適当であると判断いたします。 以上です。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立をお願いします。     (賛成者 起立) ○議長(篠原啓郎) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号、平成31年度茅野市国民健康保険診療所特別会計予算についての討論に入ります。 討論はありませんか。 望月克治議員。 ◆14番(望月克治) 後期高齢者医療特別会計予算と同じ理由で、反対をいたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。 小尾一郎議員。 ◆4番(小尾一郎) 本予算に賛成の立場で発言をいたします。 賛成の理由は、第14号議案での私の反対討論と同じです。本予算を考察してみましたが、妥当であるものと判断いたします。 以上です。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立願います。     (賛成者 起立) ○議長(篠原啓郎) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号、平成31年度茅野市水道事業会計予算についての討論に入ります。 討論はありませんか。 望月克治議員。 ◆14番(望月克治) 後期高齢者医療特別会計予算と同じ理由で、反対をいたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございませんか。 小尾一郎議員。 ◆4番(小尾一郎) 何か売り言葉に買い言葉になってしまうようで申しわけないですが、本予算案に賛成をいたします。賛成の理由は、14号議案で述べたものと同じでございますけれども、それにつけ加えさせていただきます。 消費税率の決定、その時期、軽減税率の決定も、茅野市が決定するものではなく国に委ねられております。ですから、本予算案に消費税増税分が見込まれてあるとか、あるいは軽減税率となっていないということに、茅野市議員として反対するということには合理性を見つけられません。本予算は妥当であると判断いたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立願います。     (賛成者 起立) ○議長(篠原啓郎) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号、平成31年度茅野市下水道事業会計予算についての討論に入ります。 討論はありませんか。 望月克治議員。 ◆14番(望月克治) 後期高齢者医療特別会計予算と同じ理由で、反対をいたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。 小尾一郎議員。 ◆4番(小尾一郎) さらに賛成の立場で発言をいたします。本予算案は、妥当であると判断いたします。 今までの反対討論の中で消費税の問題とかが出てきまして、そこでうかがえるのは消費税の税率アップもさることながら、消費税そのものに反対であるというような、その1点に絞られているような気がします。実際予算の適否は、今後1年の政治制度、社会制度に適合しているかどうか、相応の配分となっているかどうか、住民全体の福祉増進にかなっているか、弱者への配慮も相応にされているか等で判断されるべきです。そこに市長のイデオロギー的意思、あるいは議員のイデオロギー的意思に合致しているかどうかということで判断すべきものではないと、そう考えます。 以上の理由から本予算を考察してみるんですが、極めて妥当であると判断いたします。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立を願います。     (賛成者 起立) ○議長(篠原啓郎) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第17号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号、平成31年度茅野市米沢鋳物師屋財産特別会計予算についてから議案第20号、平成31年度茅野市泉野大日影財産特別会計予算についてまでの3議案を、一括して討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより3議案を一括して採決を行います。 当該3議案に対する委員長報告は可決であります。 本案を、委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、議案第18号から議案第20号までの3議案は、原案のとおり可決されました。 以上で予算決算委員会付託の案件は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第9 意見書案上程--質疑--討論--採決 ○議長(篠原啓郎) 日程第9、意見書案の提出についてを議題といたします。 初めに、議第1号について、提出者から説明を求めます。 長田近夫議員。     (5番 長田近夫 登壇) ◆5番(長田近夫) 議第1号は、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書(案)です。 提出者は、経済建設委員5名です。 地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出いたします。 朗読をもって説明にかえさせていただきます。 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書(案) 地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。 記 労働者の4割が非正規雇用化し、4人に1人が年収200万円以下のワーキング・プアとなり、平均賃金は2000年に比べ15%も目減りしている。世界にも例のない賃金の下落が、消費低迷、生産縮小、雇用破壊と貧困の拡大を招くなか、政府が「賃上げによる経済の好循環」をめざすことは理論的には正しい。 2018年の地域別最低賃金は、最高の東京で時給985円、長野県では821円、最も低い鹿児島では761円に過ぎず、フルタイムで働いても年収120万~150万円しか得られず、これでは人間らしいまともなくらしはできない。また地域間格差も大きく、長野県と東京では、同じ仕事をしても時給で164円も格差があるため、若い労働者の都市部への流出を招いてしまっている。 安倍首相は、「最低賃金を毎年3%程度引き上げて、加重平均で1,000円をめざす」と述べ、「GDPにふさわしい最低賃金にする」として、現在の最低賃金の水準の低さを認め、引き上げを進めると述べた。しかし、2010年に行われた雇用戦略対話では「できる限り早期に全国最低800円を確保し、景気状況に配慮しつつ、2020年までに全国平均1,000円をめざす」とした「政労使による三者合意」が成立している。「毎年3%程度」では、雇用戦略対話での合意を先延ばしし、格差と貧困の解消を遅らせるだけである。 世界各国の制度と比較すると、日本の最低賃金は低水準と地域間格差が特異点であり、先進諸国のグローバル・スタンダードに近づけるためには、最低賃金の地域間格差を是正し、全国一律最低賃金制への改正と金額の大幅な引き上げが必要である。“最低賃金1,000円以上”は、中小企業には支払いが困難との意見もあるが、欧州の先進諸国の最低賃金は、購買力平価換算で時間額1,000円以上、月額約20万円以上は当然であり、そうした高い水準の最低賃金が労働者の生活と労働力の質、消費購買力を確保しつつ、地域経済と中小企業を支える経済を成り立たせている。それらを保障するために、政府が率先して大規模な中小企業支援策を実施して最低賃金の引き上げを支えている。日本でも、公正取引ルールを確立し、中小企業への具体的な支援策を拡充しながら、最低賃金を引き上げる必要がある。人間らしく生活できる水準の最低賃金を確立し、それを基軸として生活保護基準、年金、農民の自家労賃、下請け単価、家内工賃、税金の課税最低限度等を整備すれば、誰もが安心して暮らせ、不況に強い社会をつくることができる。 以上の趣旨より、次の項目の早期実現を求め、意見書を提出する。 1.政府は、ワーキング・プアをなくすため、政治決断で最低賃金をすぐに1,000円以上に引き上げること。 2.政府は、全国一律最低賃金制度の確立など、地域間格差を縮小させるための施策を進めること。 3.政府は、中小企業への支援策を拡充すること。中小企業負担を軽減するための直接支援として、中小企業とそこで働く労働者の社会保険料負担や税の減免制度などを実現すること。 4.政府は、中小企業に対する大企業による優越的地位の濫用、代金の買い叩きや支払い遅延等をなくすため、中小企業憲章をふまえて、中小企業基本法、下請二法、独占禁止法を抜本改正すること。 5.政府は、雇用の創出と安定に資する政策を実施すること。 以上であります。 ○議長(篠原啓郎) 議第1号について説明が終わりましたので、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 小松一平議員。 ◆8番(小松一平) これは、陳情2のほうの採択とは切り離して、議案として意見書が上がっているということでお聞きをします。 陳情趣旨の最後の1、2、3、4、5でございます。3として、政府は中小企業への支援策を拡充、それからいろんな直接的負担の軽減という項目がありますけれども、1番のワーキングプアをなくすため、政治決断で最低賃金をすぐに1,000円以上という、こういうことを茅野市議会として、茅野市内の中小企業者または零細企業者、そういう人たちの対応まで考えて議論をなさったかどうか、お聞きします。 ○議長(篠原啓郎) 委員長、どうぞ。 ◆5番(長田近夫) では、お答えします。 昨年までは、趣旨採択でやっておりました。今年度、国のほうで中小企業の支援等を強く打ち出してきましたので、労働者側、それから経営者側等もお互いのそれぞれの立場、それからいろんな経済に対する考え方等も、もちろん当然立場が違うから違うわけですけれども、今年度の場合には、経営者のほうの国としての支援とか、そういったものもあるものですから賛成といたしました。 それで、すぐにというのは、先ほど申しましたけれども、2020年までに1,000円を目指すと、こういう方針が出ておりますので、それに従って決めたわけであります。 以上です。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 質疑を終結いたします。 長田近夫議員、ありがとうございました。 それでは、議第1号、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書(案)の提出について、討論及び採決に入ります。 討論はありませんか。 小松一平議員。 ◆8番(小松一平) 賃金を上げることは、これは誰もがいいことなんですけれども、やっぱり茅野市はそんなに大企業ばかりではない、中小企業、さらには零細企業の皆さんが頑張っている。そうした中で、すぐに1,000円というのは、これは私は茅野市議会として、市民の代表としていかがなものかなと、そういう意味で反対します。 ○議長(篠原啓郎) ほかにございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本意見書を、行政官庁へ提出することに、賛成の方は御起立願います。     (賛成者 起立) ○議長(篠原啓郎) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議第1号は、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま意見書が議決された議第1号については、茅野市議会会議規則第43条により、その条項、字句、数字、その他の整理を必要とするときは、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、そのようにいたします。--------------------------------------- △日程第10 議会運営委員会所管事項審査について ○議長(篠原啓郎) 日程第10、議会運営委員会所管事項審査についてを議題といたします。 議会運営委員長から、次期定例会の会期等の審査を、閉会中に実施したい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。 次期定例会の会期等の審査を、閉会中に実施することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(篠原啓郎) 御異議ないものと認め、以上のように決定いたしました。 以上をもって、3月定例会の議事の全日程が終了いたしました。     午後2時48分 閉議--------------------------------------- ○議長(篠原啓郎) ここで、市長から挨拶がございます。 市長。     (市長 柳平千代一 登壇) ◎市長(柳平千代一) 本日、平成31年3月定例会の閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。 この3月定例会は、2月25日からきょうまで、24日間にわたり開かれてまいりました。この間、平成31年度一般会計予算を初めとする各会計の予算案、また、事件決議案件や条例案件などを含め、全部で20件の議案につきまして御審議を賜りました。本日ここに全ての議案を議了していただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。 一般質問や御審議の中で議員の皆様から頂戴いたしました御意見、御指摘、御提案につきましては、十分に留意をし、今後の市政運営に反映させてまいりたいと考えております。 さて、私や議員の皆様方にとりまして、今議会は任期最後の本議会でございました。議会冒頭の招集挨拶でも申し上げましたように、3期12年間にわたり市政に携わることができました。この間、常に市民の幸せのために、市の発展のために何をすべきかを念頭に行動してきたつもりでございます。評価は市民の皆様にお任せをするといたしまして、本日を迎えられましたのは、ひとえに議員の皆様方を初め、職員、市民の皆様方の力強い御支援、御協力のたまものによるものと感謝をしております。 議員の皆様方から賜った御指導、御協力に対しまして、心からお礼を申し上げますとともに、市政発展のために注がれた皆様方の御尽力に深く敬意を表するものでございます。 議員の皆様方とは、真摯な議論を重ねる中で、時に失礼な点もあったかと思いますが、これもお互いのまちづくりにかける情熱のためと御容赦を願いたいと思います。長年の御厚情に対しまして厚くお礼を申し上げます。 議員の皆様方におかれましては、引き続き市議会に立候補される方、今議会を最後に後進に道をお譲りになられる方など、それぞれの道をお進みになられるわけでございます。引き続き御出馬される皆様におかれましては、御健闘をいただき、市民の皆様の御負託をいただきますことを心から御祈念を申し上げます。 茅野市では、これまで時代に先駆ける形で、あらゆる主体による協働のまちづくりを展開してまいりました。そして、これからも愛のあるまち、誇れるまち、選ばれるまちになるために協働の取り組みが活発に展開されていくものと思います。まちづくりには、終わりはございません。常に今を見詰める近くを見る目と、先を見据える遠くを見る目が必要となります。新しいリーダーと市民の皆様のお力のもとに、私たちのふるさと、このかけがえのない茅野市が、今後もさらなる発展を遂げることを切に願うものでございます。 ことしは、例年になく暖かい冬となりました。そして、季節は移り変わり、新しい旅立ちに向け、春の訪れももう間近になってきています。議員の皆様方には、くれぐれも健康に御留意をされ、お一人お一人がそれぞれのお立場で、さらに御活躍されますことを心より祈念申し上げます。最後の閉会の挨拶とさせていただきます。大変お世話になりました。ありがとうございました。 ○議長(篠原啓郎) これをもって、平成31年茅野市議会3月定例会を閉会といたします。 長い間大変お疲れさまでした。     午後3時52分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  平成31年3月20日               茅野市議会議長  篠原啓郎                   副議長  伊藤玲子                   議員   伊藤 勝                   議員   小池賢保...